自宅の近所の公園の桃の木に、色鮮やかなピンクの花が綺麗に咲いています。北風厳しく、まだまだ寒い日も続きますが、春一番も吹き春が近づいているのだなと感じる日々です。

 先月、「よりよい療育を求めて−育児から学ぶ−」と題して、親子教室で心理相談をして下さっている染谷利一先生の勉強会を行いました。当日はお母さんだけでなく、お父さんの参加も多く、会場もたくさんの人で埋め尽くされました。日頃、先生が行っている発達検査は、その子がどこにつまずいているのかを見ているもので、一つ一つ具体的にお話してくださいました。また、発達障害についての説明など、皆さん真剣に耳を傾けていました。勉強会の最後に、「発達に凹凸があるとき、どうしても凹の方を何とかしようと頑張ってしまう。大事なのは、凸の方を伸ばしてあげること。評価をして自信を持たせていくこと」と話がありました。また、「よりよい療育に正解はない。その子に合わせてよりよい形を見つけていく」とも話がありました。一人一人が持つ子ども達の良さを引き出しながら、丁寧に日頃の保育を行っていくことが大切だと改めて感じました。今月号に参加された方たちの感想も載せていますので、是非ご覧になってください。

第2乳幼児親子教室のぶどう組の子ども達も公園で元気に遊んでいます。最近では、ロープを使って電車ごっこを楽しんでいます。ある日、電車に乗っていたY君がグッとお尻を後ろに引き付け間を空けるように歩いていました。後ろにいた子も押されて電車もストップ寸前。なんとか前に進むのですが、また同じことを繰り返すので様子を見ていると、Y君がパッとロープを抜け電車の横を歩いていたK君の手を引き電車に乗ろうと誘ってくれたのです。ロープの中には入らないけれど、いつも側を歩くK君が入りやすいようにと間を空けて待っていてくれたのです。K君も一緒に乗れてY君も嬉しそうでした。なかなかお友達と関わることが少なかったY君ですがお友達の事を気遣って一緒にと誘ってくれる姿に成長を感じ、心もほっこり温まる光景でした。


4月の頃に比べ、子どもたちも大きくなってきました。ずり這いをしたり歩けるようになるなど目に見える成長だけでなく、遊びを通して友達の存在に気付いたり、その子なりの表現で要求や主張を出してくれるようになってきました。そうした一年間の成長を祝って、それぞれの教室で修了式を行います。どうぞ、ご家族皆様でご参加下さい。    (N)